馬渡凪沙(なぎさ)さん(七里ガ浜高) セーリング キプロスでの世界大会出場
七里ガ浜高校3年の馬渡凪沙さん(藤沢市)が7月11日から地中海・キプロス共和国で開催中のISAFユースワールドチャンピオンシップに出場している。 19歳未満の選手による世界大会で、馬渡さんの出場部門は全長4・2mの2人乗りヨットのクラス。ペアを組むのは同じ藤沢に住む深沢瑛里さん(函嶺白百合学園高3年)。馬渡さんは風や波の状態を把握し、体重を使ってバランスを取る「クルー」を担当、深沢さんが「スキッパー」と呼ばれる舵取り役となって海を駆ける。馬渡さんは小学5年生の時に親の勧めでヨットを始め、これまで国内外の大会に出場。2年前に全日本選手権で優勝し、昨年マレーシアでのアジア選手権大会で女子3位の戦績を残している。昨年秋に同じく国内外で活躍していた深沢さんとペアを結成、今年3月の代表選考レースでキプロスへの切符を勝ち取った。
休日は地元の江の島付近で練習を重ね、平日はジムで筋トレに汗を流す。高3の馬渡さんにとって今大会は最後のユースワールド挑戦となる。渡航直前の取材に「日本代表の名に恥じぬよう頑張ります」と意気込みを語っていた。
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