湘南鎌倉総合病院(市内岡本、塩野正喜院長)は8月21日、同院で記者会見を開き、乳がん手術で切除した乳房を、患者本人の幹細胞を用いて再建する臨床研究を開始すると発表した。
幹細胞は特定の細胞に変化したり、複製する能力がある。患者本人の幹細胞を使用することで、従来より安全で効果の高い乳房再建が可能になるという。
同院では7月19日に厚生労働省から承認を受けており、1年間で5例の臨床研究を行う予定。鳥取大に続くもので、一般の民間病院が承認を受けるのは初めて。
会見した同院の山下理絵医師は「できるだけ早く実際の治療への応用を目指したい」と話した。
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