料理研究家の蓼沼(たてぬま)誠一さんが主宰する60代からの「男の料理教室」と、鎌倉女子大の学生が協力し8月30日と31日、市福祉センターでシュウマイづくりを行った。参加したのは同教室の生徒と、同大の浦川由美子教授のゼミで「健康と食生活」を学ぶ学生、合わせて約20人。2日間で3000個をつくった。
両者が協力してシュウマイづくり行ったのは昨年に続き2回目。「どうしたら具を上手に包めるか」など、コツを互いに教えあいながら調理を進めていった。作業中には、世代を超えてコミュニケーションを楽しむ場面も見られ、学生が「人生の先輩」へ就職活動について相談する一幕も。
同大の出井啓恵さん(4年)は「普段のキャンパスでの勉強ではできない交流なので良い経験になる。一つの目的に一緒に取り組むのは楽しかった」と話した。
蓼沼さんは「将来は管理栄養士に進む学生たちに、地域とのふれあいから何かを学びとってもらえたら。今後も協力して続けていきたい」と話した。
シュウマイは9月1日に開催された福祉まつりで販売された。当日は学生もブースを手伝い、11時過ぎには完売する盛況ぶりだった。収益は市社会福祉協議会に寄付される。
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