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鎌倉版 公開:2013年10月4日 エリアトップへ

「人権考えるきっかけに」 啓発フェスタ 12日に

社会

公開:2013年10月4日

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「子どもたちの作文や、落語も楽しんで」と入野会長
「子どもたちの作文や、落語も楽しんで」と入野会長

 鎌倉市や藤沢市、横須賀市など周辺の6市2町と各地域の人権擁護委員らによる「人権フェスタ2013鎌倉〜伝えあおう 心を〜」が10月12日(土)、鎌倉芸術館小ホールで行われる。午後1時30分開演。入場無料。主催者は「人権を身近に感じる機会にしてもらいたい」と意気込んでいる。

 同フェスタは人権への正しい理解を深めてもらう目的で毎年、鎌倉、藤沢、横須賀、茅ヶ崎、逗子、三浦、寒川、葉山の8地域で輪番制で実施されている。

 第一部では全国中学生人権作文コンテストの優秀作品の朗読のほか、室内管弦楽団「かまくらシンフォニエッタ」のミニコンサートも。第二部では落語界初の女性真打として知られる古今亭菊千代さんが「世界中のいろいろな人たちが心から笑える日が来ますように」を演題に講演。手話と一緒に楽しむ落語も披露する。

人権相談や啓発活動など

 主催する人権擁護委員は、地域の中から「人権への見識と理解がある人」を市町村長が推薦し、法務大臣が委嘱。「人権相談」「救済」「啓発」の3つを柱に活動している。

 今回の催しを取りまとめる鎌倉市人権擁護委員会の委員は現在13人。毎月第1・3火曜に鎌倉市役所で面接・電話相談に、第3木曜には大船支所で面接相談に応じている。委員の顔ぶれは元教員や弁護士、元PTA会長、民生委員などだ。

 同フェスタのサブテーマ「伝えあおう 心を」は、元教員の入野裕江会長が小学校長時代に児童たちのテーマとしていた言葉。「相手を思いやることは社会生活の原点。人権を考える時にも一番大切なこと」と入野会長。「人権というと難しく、自分と縁遠いと思う人もいるかもしれないが、生活に密接なもの。多くの人の人権を見つめるきっかけになれば」と語った。

 問・市文化人権推進課【電話】0467・61・3870
 

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