鎌倉市は11月1日、観光案内板設置のために寄付型クラウドファンディング仲介サイトを活用して資金調達を行う「かまくら想いプロジェクト」を開始した。協働するのは一般財団法人「ジャスト・ギビング・ジャパン(東京都千代田区・佐藤大吾代表理事)」。
クラウドファンディングは企画内容と目的達成に必要な金額を提示し、少額の資金提供者を多く募る手法。ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大学教授や、最高齢でエベレスト登頂を果たした三浦雄一郎さんが資金集めに活用して注目を集めた。
今回の取り組みは、観光案内板を10基設置する費用100万円の寄付を集めることが目的。市内外を問わず「鎌倉ファン」から資金を募ることで、市への納税者以外からも財源を確保する狙いがある。
募集期間は12月31日まで。一口1万円で、寄付者の名前は銘版に刻まれる。同法人のHPから寄付することができる。
松尾崇市長は「クラウドファンディングは観光客や市外の人にもまちづくりに協力してもらえる方法。観光分野などで今後も活用を進めていければ」と話した。
詳細は同法人【URL】http://justgiving.jp/c/9231、または観光商工課【電話】0467・61・3884へ。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |