清泉女学院(市内城廻)の音楽部が、10月27日に広島県福山市で行われた「第66回全日本合唱コンクール」に出場し、同声合唱の部の中学校部門で金賞、高等学校部門で銀賞を受賞した。
9つのパートに分かれる「わたしの魂よ主をたたえよ」など2曲を披露した中学生は、パワフルな歌声で金賞を獲得。部長の伊藤瑠那さんは「練習の成果が出せてうれしい。自分たちらしく歌えたと思う」と感想を話した。4回連続の出場となった高校生は自由曲で難曲と言われる「レダと白鳥」に挑戦。金賞に一歩届かなかったものの、部長の阿佐南帆子さんは「練習してきたこれまでの日々を思い出して、演奏後は号泣してしまった。力を出し切れたので悔いはない」と語った。
国内の大会に常連として名を連ねている同部。今年はオーストリアで行われた国際大会でも1位に輝くなど、その活躍は目覚ましい。中学、高校ともに現メンバーでのコンクール参加は今回で最後となる。高校に進む中学生は「私たちにはまだ繊細さが足りない。先輩みたいな歌声を目指したい」と目標を示した。顧問の佐藤美紀子教諭は「先輩と後輩の関わりが、よりよい清泉サウンドの醸成につながっている」と話した。
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