仮装を通じて鎌倉を盛り上げようというイベント「Ｈｅｌｌｏ―ｉｎ 古都鎌倉」が、12月21日に小町商店会で開催された。主催は市民団体「かまくらんどまーくハピ☆ラキ」。
御霊神社の「面掛行列」や、若宮大路でかつて実施されていた「鎌倉カーニバル」など、仮装にまつわる歴史がある鎌倉で、仮装による地域活性化や世代間交流を目的としている同イベント。今年で２回目の開催となった。当初は10月末に予定されていたが台風の影響で延期となっていた。
鎌倉聖ミカエル教会で開かれた仮装コンテストには２歳から社会人まで約50人がエントリー。出場者はラプンツェル、もののけ姫、スマイルプリキュアなどに扮し「レッドカーペット」をウォーキングした。中には「巻き寿司」や卑弥呼、「くまもん」などユニークなテーマに挑戦する子どもも見られた。司会者の質問に子どもたちは「変身できて楽しい」「お母さんが衣装作ってくれた」などと笑顔で答えていた。
同団体の今井澄枝代表は「人前に立つ機会が少なくなっている子どもたちの発表の場になれば。延期で迷惑をかけたが、地域の親睦や世代間の交流も楽しめるイベントになった」と話した。
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