大船観音寺で1月7日、七草粥の振る舞いが行われた。多くの参拝者が集まったため予定の11時よりも早く配布を始め、午後3時ごろには準備した約300食がなくなった。
1年の無病息災を願い同寺が毎年実施している恒例の催し。仏前に供えた七草を、修行僧らが粥に調理した。七草を刻んでいく仕込みは前日の夕方から行ったという。
参拝者は同寺が用意した梅や塩昆布などの薬味を加え「万病を除く」とされる七草粥を味わっていた。岩瀬から来たという家族連れは「粥の振る舞いには初めて足を運んだが、身体が温まりおいしかった。1年の良いスタートになったと思う」と話し、2歳と4歳の子どもは「もっと食べたい」「おかわりしたい」と夢中で食べていた。
粥の調理を担当した修行僧は「毎年たくさんの人が来てくれる。お年寄りにも食べやすく細かく刻み健康への願いを込めて作ったので、喜んで食べてもらえてよかった」と語った。
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