「奇跡の一本松」を描いた作品などを展示
笛田在住の日本画家、村田林藏さん（＝人物風土記で紹介）の水彩画展が３月９日（日）まで、鎌倉・夢松洞（小町１-11-11）で開催されている。時間は午前11時から午後５時まで。３月３日（月）、４日（火）は休廊。
村田さんは岩手県花巻市出身。東京芸術大学日本画科を卒業後、全国で個展を行うなど活躍しており、鎌倉には16年前からアトリエを構えている。
鎌倉で初となる今回の個展は、東日本大震災から３年目を迎えるのを機に企画されたもの。陸前高田市の「奇跡の一本松」に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の英訳をつけた作品のほか、水彩や墨で描いた風景、動物画など23点を展示販売し、収益を被災地に寄付する。
村田さんは「岩手県出身者として鎌倉からの支援に感謝するとともに、いつまでも被災地のことを忘れないでほしいと企画しました。多くの人に作品を見てもらえたら」と話している。問い合わせは同画廊【電話】０４６７・２５・０６２６へ。
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