5人組の「戦隊ヒーロー」が「危険を感じたらまずは逃げる」「オレンジフラッグは津波のサイン」など、災害時の心得を呼びかけるホームページが、話題だ。
運営の中心となっているのは、大手商社でコミュニケーションデザインに携わる川島勇我さん。川島さんは、東日本大震災時に小中学生の99・8%が助かった「釜石の奇跡」を知り、「防災教育が子どもたちの命を守った。鎌倉でも実現したい」とイラストレーターの友人らとともに、プロジェクトを進めてきた。
昨年3月には「鎌倉戦隊ボウサイダー」と題したホームページ(http://www.bowcider.com/)を開設。イメージキャラクターとして青年、母親、高齢者、子ども、犬という5人構成の「戦隊」を誕生させ、防災を呼びかけるショートアニメや4コマ漫画を公開している。
また活動資金を得るために、鎌倉ビール醸造(株)の協力を得てオリジナルサイダーを発売。今後は身体を動かしながら防災を学べる体操の制作や3月19日(水)には「音楽フェス」(会場は鎌倉生涯学習センター、時間は午後6時から。1千円、中学生以下無料)なども予定している。
川島さんは「楽しみながら伝えることで、鎌倉の子どもたちが普段から防災について考えるきっかけになれば」と話している。
問い合わせは【携帯電話】090・1773・8714蓮見さんへ。
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