岩手県陸前高田市の出身者らが中心となり、同市の支援活動を行っている「一般社団法人SAVE TAKATA」(佐々木信秋代表理事)が3月4日、絵本「まつぼっくりちゃん ありがとうをチカラに」21冊を鎌倉市に寄贈した。
同作品は、陸前高田のデザイナーらが「支援に感謝を表したい」と生み出したキャラクター「まつぼっくりちゃん」を主人公としたもの。「SAVE TAKATA」は、シェアハート鎌倉(梅津加代子代表)が毎月第2、4土曜日に生涯学習センターなどを会場に行っている東北物産展に出展していることから「鎌倉での支援に対する恩返しを」と寄贈を決めた。
絵本は市立小学校16校と市立図書館5館に配置される予定で、市役所を訪れた同団体のボランティア管理リーダー吉田隆介さんは「子どもたちには震災や津波について忘れないでほしい。これが鎌倉と陸前高田のいい縁になれば」と挨拶。安良岡靖史教育長は「読み聞かせなどで防災教育に役立てたい」と話した。
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