市内で活動する防犯・防災ボランティア団体「鎌倉ガーディアンズ」(大津定博代表)は3月14日、「防犯ブザー携帯中」と書かれたシール3千枚を鎌倉市に寄贈した。
市内の史跡やイベントの警備のほか、家具の転倒を防止する「突っ張り棒」の普及活動、防犯教室の開催などを行っている同団体。今年結成5周年を迎えることに加え、警備を請け負った際の謝礼や寄付金の利用方法として「何か地域のために役立つものを」と検討を続けてきた。
そこで多くの子どもに防犯ブザーが普及していることから、ランドセルなどに貼るための防犯シールを制作。デザインは、趣旨に賛同した「面白法人カヤック」(市内小町)のデザイナーが無償で提供した。
シールは、7〜8歳が「子どもがもっとも犯罪に遭いやすい年齢」とされることから、市立小学校の新1、2年生全員に配布される予定。大津代表は「子どもを犯罪から守ることは大人の責務。少しでも抑止力になれば。来年以降も続けていきたい」と話した。
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