「子どもたちが良質な言葉に触れ、表現力を身に付けて欲しい」と市内の出版社(株)銀の鈴社は、自社で発行する詩集を市立小中学校25校に寄贈した。
今回、寄贈されたのは児童向けの詩集「ジュニアポエムシリーズ」。1975年から現在までに236冊が出版されている。同社の西野大介さんは限られたスペースで置けるよう85冊を厳選。以前より付き合いのあった(株)立川工務店に依頼し、「小学校低学年でも手が届く」130cmの高さの専用の本棚を制作した。
3月6日には市役所で贈呈式が行われ、西野さんと立川工務店の立川雄蔵さんが安良岡靖史教育長に詩集と本棚を手渡した。
西野さんは「何にでも『ヤバい』と表現する若い人を見かけるが、それではニュアンスが伝わらず、誤解を招く危険があると思う。良好なコミュニケーションを築くため、子どもたちには詩から豊かな表現力を身に付けて欲しい」と話し、安良岡教育長は「詩は子どもたちが自分の思いを表す手助けになる。ありがたい」と述べた。
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