バンドネオン奏者の平田耕治さんが3月25日、市内の障害者施設2カ所を訪問し、演奏を行った。
平田さんは横浜市出身。16歳で単身アルゼンチンに渡り、現地の名門楽団に入団するなど「タンゴ界の新星」として注目される。
今回の訪問は、鎌倉芸術館が若手アーティストを招いて毎春開催している「かまくらランチタイム・コンサート」に平田さんが出演を予定していることから、施設を訪問して音楽を届ける「アウトリーチ」活動の一環として実現した。
平田さんはこの日、障害者生活支援センター清和鎌倉と鎌倉清和園の2カ所を訪問し「リベルタンゴ」などを演奏。「一緒に踊りましょう」と呼びかけると、施設の通所者らが平田さんのもとに駆け寄り、音楽に合わせて体を揺らす場面もあった。平田さんは「音楽は体で感じるものだと改めて思った」と話していた。
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