市内の商工業者が所属する親睦団体「鎌倉深沢商工クラブ」(熊谷吉次会長)の寄付を活かしこのほど、鎌倉駅近くの観光案内板3カ所が新しくなった。
同クラブは昨年2月、創立35周年記念事業の一環として「世界遺産への登録が実現した際に案内板の整備に利用してほしい」と30万円を市に寄付した。
世界遺産登録は実現しなかったものの「寄付をまちのために役立てて」というクラブ側の意向が強かったため、市とクラブ関係者との間で話し合いが続けられてきた。その結果、鎌倉駅東口の案内板にバスターミナルの周辺案内などを追加、西口駅前公園内と市役所前「御成交番」横の案内板に日・英・中・韓の4か国語を記載する更新に寄付金が利用された。工事は3月中に終了した。
同クラブの熊谷会長は「世界遺産にならなくても、鎌倉が世界に知られ多くのお客様が訪れるまちであることには変わりがない。案内板が少しでも観光の助けとなればうれしい」と話していた。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |