NPO法人山崎・谷戸の会(相川明子理事長)は「かまくら・山崎 谷戸と暮らし」の改訂版を発行した。 この冊子の初版が完成したのは2000年。現在は鎌倉中央公園となっている山崎地区の田畑を保全しようと活動していた「山崎の谷戸を愛する会」が、地域で受け継がれてきた行事や農作業の様子、暮らしの知恵をまとめた。「学者ではない、いわゆる素人たちで作り、人々の生の声が載っていることが特徴だった」と「山崎・谷戸の会」事務局長の黒川美加さんは話す。
「愛する会」は04年の中央公園開園に合わせて解散したが、その活動は「山崎・谷戸の会」に引き継がれ、同会は08年にNPO法人格を取得した。
「谷戸と暮らし」は「里山保全の教科書」として長く利用されてきたが、初版1千部がなくなったため、今回改訂版の発行を決めたという。新たに地図などを加えたうえ、オールカラーになった。1冊1千円。また、同会は会員を随時募集している。問い合わせ・本の購入は同会【電話】0467・47・1164へ。
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