神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2014年6月20日 エリアトップへ

「岩塊は中世の重要な遺構」 講演で専門家が指摘

文化

公開:2014年6月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
スライドをもとに講演する馬淵さん
スライドをもとに講演する馬淵さん

 北鎌倉史跡研究会(出口茂代表)は6月16日、山ノ内公会堂で講演会「鎌倉史の中の北鎌倉―北鎌倉駅ホームに突き出た岩塊の意味を中心に―」を開催した。

 同会はJR北鎌倉駅ホームに隣接する岩塊の歴史的価値に注目し、その保存を目指して結成された。当日は約30人が参加するなか、日本考古学協会理事の馬淵和雄さんが講演した。

 馬淵さんは「一遍上人絵伝」や14世紀の円覚寺の境内を描いた図などをもとに、北鎌倉駅そばの岩塊が「平安時代にはすでに鎌倉と外の領域を隔てる北の境界の役割を果たしていた」という見解を明らかにした。

 そして三代執権・北条泰時が境界のすぐ外で「四角四境祭」という儀式を行っていることなどを踏まえ「この岩塊は、武士の登場や都市とそこに住む人々の出現、境界・領土意識の高揚といった、中世という日本史の大きな流れを象徴する場所であり、重要な遺構。ぜひ保存を」と話した。

鎌倉版のローカルニュース最新6

中高生の第3の居場所に

中高生の第3の居場所に

鎌倉青少年会館を再整備

4月17日

わくわく花フェスタ

わくわく花フェスタ

鎌倉中央公園で27日

4月16日

大船で「おもちゃ診療」再開

大船で「おもちゃ診療」再開

4月22日から月1回

4月14日

食料・日用品無料で配布

27日

食料・日用品無料で配布

福祉センター

4月13日

5月5日は「源平合戦」

5月5日は「源平合戦」

参加者募集

4月12日

4月14日に園長さんぽ

大船フラセン

4月14日に園長さんぽ

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook