市内在住の絵本作家・西巻茅子さん=人物風土記で紹介=の特別展「西巻茅子の世界」が、9月21日(日)まで鎌倉文学館で開催されている。初日となる7月12日には西巻さんによるオープニングトークが行われた。
作品のファンや親子連れなど約40人が会場となる展示室に集まった。拍手で迎えられた西巻さんは、展示された作品一つひとつを紹介。「『ちいさな星の子と山ねこ』は息子が星の子と同じ年くらいのときに書いたもの」など制作秘話を披露した。軽快なトークに、会場が笑いに包まれる場面も。横浜市から参加した74歳の女性は「昔子どもに読んであげていた絵本だから思い入れがある。話を聞けてよかった」と話した。
おはなし会等催しも
特別展は午前9時から午後5時(入館は30分前)まで。入館料一般300円、小中学生100円。月曜休館(7月21日、9月15日は開館)。
期間中、西巻さんの作品原稿が展示されるほか、物語の主人公に変身できる「本とあそびの部屋」も用意。7月26日(土)、8月6日(水)、23日(土)、9月13日(土)の午前11時からは同館講座室で劇団員のかゆさんが「わたしのワンピース」などを朗読する「おはなし会」を、8月20日(水)午後2時からは鎌倉商工会議所を会場に西巻さんの講演会を予定。講演会は申込み先着150人で、8月8日(金)締切。問合せは【電話】0467・23・3911鎌倉文学館へ。
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