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鎌倉版 公開:2014年8月29日 エリアトップへ

子ども議員が市長に質問 議会体験に中学生22人

教育

公開:2014年8月29日

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 「かまくら子ども議会」が7月31日、市議会本会議場で行われた。子どもたちに市議会の模擬体験を通じて議会民主制への理解を深めてもらうことを目的に行われるもの。今年は市内11中学校から22人の「子ども議員」が誕生、松尾崇市長らに質問をなげかけた。

 参加した御成中学校3年の水野凪さんは「緊張したけれど、疑問に思っていたことが分かって良かった」と感想を話した。

第一中学校3年荒井佑近議員

Q・鎌倉に多い歴史的建造物が災害時に崩壊する恐れはありませんか。また、景観を守るため建物が低く、津波発生時の避難場所が少なくなっていませんか。

A・歴史的建造物は当時の姿であることに価値があるので、大幅な変更を伴う工事はできません。これらは長い間幾度も災害にあい、修理や再建がされました。今後も新技術を取り入れながら対策を進めていきます。

 また、鎌倉市では津波発生時は高台への避難を基本にしています。発生に備えて、自治会や町内会の方と協力しながら避難所やルートの確認を行っています。

玉縄中学校3年中村朗子議員

Q・世界遺産登録に向けて行った政策にいくら費用がかかりましたか。玉縄中学校は体育館への渡り廊下がなく使用するには公道を通るため大変危険です。学校で必要とする設備があるはずです。市の税金の使い方に違和感があります。

A・まず世界遺産ですが、市は一昨年まで登録に向けて取り組みました。人件費を除き約5億円支出しましたが、史跡を保存・管理していくための計画が練られるなどの成果がありました。

 また、市立の小中学校の多くは老朽化が進んでおり、その対策を優先的に行っています。玉縄中の体育館の件は承知しています。安全に配慮できるよう、先生方と相談を重ねます。

岩瀬中学校3年堀江駿吾議員

Q・交通問題の解決策としてロードプライシング案があります。ある所を通ると料金が自動的に引かれる事になっていますが、地元の人も毎回取られるのですか。また、地元の人からは料金を取らない場合、どこまでを地元の人としますか。

A・渋滞解消を目指し、自動車交通を抑制する施策の1つとしてロードプライシングの検討を始めたところです。考え方としては、料金を取るのは年間50日から120日の土日祝日の交通渋滞が激しい時間帯に設定し、鎌倉地域に入る自動車等に料金徴収を行います。

 地元の人としては鎌倉市民を想定しています。市民の負担は来訪者負担の0〜1割で検討しています。

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