鎌倉版 掲載号:2014年9月19日号 エリアトップへ

南京で行われた「ユース五輪」セーリング競技に出場した 新嶋 莉奈さん 材木座在住 14歳

掲載号:2014年9月19日号

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東京五輪目指す湘南の星

 ○…今夏、中国・南京を舞台に開催された「ユース五輪」のセーリング競技に日本代表として出場した。ほとんど風が吹かず、持ち前の技術やコース取りが活かしにくい条件での試合を強いられたが、7位に入る健闘を見せた。大会を振り返り「得意ではない風域でもある程度の結果が出せたという手ごたえと、もっとできたはず、という悔しさが半々」と笑顔を見せる。

 ○…元プロ選手の父・光晴さんの指導の下、6歳でウインドサーフィンを始め、すぐに「水の上を滑るように進むスピード感」に魅せられた。競技に打ち込むようになったのは、小学2年生で出場したジュニア大会がきっかけという。見事優勝したものの、初めて同年代の選手たちと出会い「練習しないと負けてしまうと思い危機感が生まれた」。特に松浦花咲実さん(大阪)は勝ったり負けたりを繰り返す、自他ともに認めるライバル。互いの存在を意識することで腕を磨いてきた。

 ○…ユース五輪中のホテルでは、他の競技の選手3人と同部屋に。試合が終われば、年頃の女の子らしく「ガールズトーク」を楽しむ一方、親元を離れて寮生活を送る選手の話には「競技に打ち込む姿勢にすごく刺激を受けました」という。「自分も東京五輪を目指したい」ときっぱり。この夏の経験が、夢の輪郭をよりはっきりとさせたようだ。

 ○…高校受験を控え、今は勉強漬けの日々。「夏休みにあまり勉強できなかったので挽回が大変」と苦笑する。進学後は、来年10月にアルゼンチンで開催されるワールドカップでのメダル獲得が目標だ。その後は五輪でも実施されるRSX級の用具に切り替える予定で、「東京」への挑戦が本格的に始まる。「もっと身長がほしいし体力もつけないと。苦手なスタートも改善したい」と課題は十分認識している。理想とする「どんな条件でも勝てる本当に強い選手」を追求するその先に、6年後の大舞台が見えてくるはずだ。

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