「オクトーバーフェストKAMAKURA2014」が10月4日(土)、5日(日)の2日間、鎌倉市役所駐車場で開催される。地域活性化と被災地の支援を目的に始まった同イベントは今年で3回目。関係者は「鎌倉の新しい魅力を発信したい」と意気込んでいる。
「オクトーバーフェスト」はドイツ・ミュンヘンが発祥のビールの祭典。近年では地域活性化を目的に、日本全国で開催されている。
鎌倉では2012年、鎌倉商工会議所青年部(鞍田哲士会長=人物風土記で紹介)が、観光客が少なくなる夜間の賑わいづくりと東日本大震災の被災地支援を目的として初めて開催した。下馬交差点近くの有料駐車場の会場には、1日で約6千人が集まった。
この成功を受けて、昨年は会場を鎌倉市役所の駐車場に移した上で期間を2日間に拡大。約1万2千人を動員した。
3回目となる今年も会場は鎌倉市役所駐車場。期間中はサントリーと県内地ビールメーカー7社のほか、岩手県一関市の「いわて蔵ビール」が初出店し、自慢のビールを手ごろな価格で販売する。
また地元飲食店がソーセージや餃子、焼売、焼鳥などを、復興支援団体が東北の食品や缶詰などを販売する。
ほかにも本場ドイツのオクトーバーフェストに出演したヨーデル歌手、北川桜さんのライブや大道芸なども開催。ビール販売の収益は被災地への義援金として寄付される。
主催する商工会議所青年部の鞍田会長は「観光客や市民の皆さんに新しい鎌倉の魅力を発信するとともに、少しでも被災地復興の力になれたら」と話している。
入場は無料(飲食代金は別途)で小雨決行、荒天中止。時間は4日が正午から午後8時、5日は午前11時から午後7時まで。問い合わせは事務局【電話】0467・23・2563へ。
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