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材木座JJハウス 「保護犬譲渡の拠点に」 来月カフェも開設

社会

掲載号:2014年9月26日号

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134号線沿いの元店舗を利用
134号線沿いの元店舗を利用

 国道134号線に面した材木座にある洋服店の跡地で、今年1月から毎週末、保健所等から引き取られてきた保護犬の譲渡会が行われている。運営するのは保護犬の支援活動を続けてきた市民有志ら。来月にはカフェスペースもオープンし、今後はイベント等も開催する予定という。運営メンバーは「気軽に足を運んでもらい、命の大切さを伝える場にもしたい」と意気込む。

 JJハウス(材木座6の4の21)と名付けられたこの場所は、もともと洋服を扱う店舗だった。この店舗のオーナーで市内手広のペット用品店を営む長嶋有子さんと、横浜で譲渡会や保護犬支援のチャリティーイベントを行っていた長主直子さん、神田治美さんの3人が「常設の譲渡会場を」との思いから意気投合、今年1月にオープンした。

 譲渡会に来るのは飼育を放棄されたり、「野良犬」となったところを捕獲され、動物愛護センターなどの施設へ送られた犬たち。そうした施設から引き取る資格を持った保護団体や個人のほか、保護犬の一時的な世話をするボランティアが預かっている犬たちを連れてきている。

 1974年度に115万9千匹だった全国の犬の殺処分数は2012年度には3万8千匹まで減少している。しかし近年、人間社会の問題がペットに波及するケースが目立つという。「経済的な理由はもちろん、飼い主の介護や離婚などをきっかけに飼育を放棄するケースもあります」と神田さんは話す。

 保護犬の中には歳をとっていたり、持病がある犬もいる。それでも、これまで10頭ほどの保護犬が新たな家族に迎えられた。「受け入れる態勢が整っているか確認するのはもちろん、経験者の立場から冷静なアドバイスをして、皆が納得したマッチングを目指しています」と長主さんは話す。

「命の大切さ学ぶ場に」

 10月11日(土)には、カフェもオープンし毎週土日の午前8時から午後4時まで営業する。もちろんペットの同伴が可能だ。長嶋さんは「明るい雰囲気で保護犬やボランティアとコミュニケーションできる。命の大切さを学び合う場にしたい」と話す。

 3人が共有するのは「ペットの命が直面している現実があまりにも知られていない」「もっと多くの人が知れば変わる」との思いだ。ペットを求める人が自然と譲渡会に訪れるようになるのを目標に、今後写真展などのイベントも行いたいという。問い合わせは【電話】0467・84・8270へ。
 

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