市内在住の画家、阿見みどりさんの個展「鎌倉に咲く 万葉 野の花水彩画展」が11月11日(火)まで、銀の鈴ギャラリー(雪ノ下)で開催されている。
阿見さんは学者だった父のもと、幼い頃から万葉集に親しみ、そこに詠まれた野の花を水彩で描き続けている。
期間中、ギャラリーでは、鎌倉の野の花をモチーフに来年のカレンダー用に書き下ろした作品を展示。特に今回は、板の上で乾燥させて木目を紙に写した「板目和紙」を初めて使用している。阿見さんは北鎌倉の東慶寺にスケッチに訪れた際、同寺のギャラリーで販売されていたこの出雲地方に伝わるという和紙を見て一目ぼれしたという。「板目和紙は絵の具を吸いやすく描くことには苦労しましたが、万葉の素朴さが表現できたと思います。一枚一枚違う独特の風合いをぜひ見に来てほしい」と話している。
展示時間は午前10時から午後5時まで。入場は無料。問い合わせは【電話】0467・61・1930へ。
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