清泉女学院(市内城廻)の演劇部が11月15日、16日に県立青少年センター(横浜市)で行われた「第53回神奈川県高等学校演劇発表会」で最優秀賞を受賞し、来年1月に開催される関東大会へ駒を進めた。
清泉女学院は11月3日の湘南地区大会で上位2校に入り、4年ぶりに県大会へ進出した。選んだ演目は「山の動く日」。男尊女卑の思想が色濃い明治時代を強く生きる女性の物語で、2年の津島七海さんが脚本に新たな解釈を加えた。
その結果、同部は最優秀に輝き、湘南高校定時制、神奈川大学附属高とともに関東大会へ駒を進めた。
審査員から評価が高かったのは、「どこにも負けない」と自信を持つ発声。また、「一番苦労した」という和装での所作は、家庭科の教諭の指導を受けながら練習を重ねたという。
部長の本岡万侑さんは「所作がまだ荒々しいと審査員に指摘された点は、関東までにしっかり直したい。2年生は最後の大会になるので、悔いのないよう演じきりたい」と話し、顧問の瀧康秀教諭は「役者も裏方も一丸となって舞台に取り組んでいる。観客を裏切らない芝居を披露して欲しい」と語った。
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