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誰もが働きやすい職場を目指して
弁当・総菜・サンドイッチの製造・販売などを行っている市内材木座の手作り弁当店「バニーフーズ」は、「人に優しい、社会に優しい」をモットーに、創業して今年で31年目。バニーグループとして現在働いている約110人の従業員のうち、半数が心や体、発達に障害を持つ人たちで、障害者雇用の先駆的な企業として全国的に知られている。
高橋良治社長は「障害者雇用を始めてなにより驚いたのが、それまでギクシャクしていた職場が変わったこと。『相手を思いやる』という当たり前のことの大切さを、スタッフ全員が再認識した」と話す。
正社員は現在18人。ここ数年新卒採用を進めていることもあり、平均年齢は34歳と若くなっている。社内では様々な委員会・部門別会議などの話し合いの場が設けられ、日々「どうしたらもっと良い職場になるか」新しいアイデアが生まれているという。
配達社員募集
そんな同社では、配達担当の正社員を募集している。できたての弁当を、市内はもちろん逗子市や葉山町の企業、学校、施設などに届ける仕事だ。「お客様に商品を届けるため責任が大きいが、直接『美味しい』や『ありがとう』と言われるポジション。人と接することが好きな人が向いているかも」と話すのは総務部の廣川さん。
入社4年目、葉山出身の富田信さんは足に障害を持つが、配達担当として1年半勤務。現在は正社員として厨房での仕込みを担当している。
富田さんは「配達でお客さんとやりとりした経験が今生きている。より美味しいお弁当をどうやって届けるか。皆で話し合い、考えるのは楽しい」と笑顔で話した。
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