記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月13日0:00更新
小学生のころから美術の授業が苦手でした。白い紙を目の前にすると頭も真っ白になり、隣でせっせと描き進める友人の絵からヒントを得て、描き始める始末。「何でもやっていいと言われると何もできないんだ」と自由の厳しさを悟り、「要はセンスの問題」と納得したのを覚えています。
「人物風土記」の佐藤さんは「学校だと、どうしてもうまく描こうと思ってしまいがちですよね」と優しく言ってくれました。葛藤や試行錯誤を経て至った「自然体」という境地で自由に表現するのは、想像しただけでも楽しそうです。(関口)