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新ごみ焼却施設 市、初の地元向け説明会開催 住民約150人が参加

社会

掲載号:2015年5月29日号

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市長に質問する地域住民
市長に質問する地域住民

 鎌倉市は5月23日、新しいごみ焼却施設の建設候補地となった山崎浄化センター周辺の住民を対象とした初の説明会を、鎌倉武道館で開催した。

 当日は地域ごとに午前と午後に分けて開催され、151人(午前56人、午後95人)が参加した。

 冒頭、松尾崇市長が経過を説明。昨年6月に発表した4候補地から山崎浄化センターを選定した理由として「下水処理場と連携させることで、焼却施設から発生するエネルギーを活用でき、災害時でも両施設の稼働が確保できる」点などをあげた。

 市環境部から焼却施設の概要として、処理量は年3万3千トン、1日124トン(62トン/日×2炉)で高さは鎌倉武道館と同程度の約30m(煙突は別)とすることなどが示された。

 振動や騒音、臭気については「最新の技術を導入して対応」することや「大気汚染に関する市独自の規制値を設ける」ことで周辺住民に配慮するとした。搬入車両の増加による交通事情については「渋滞を大きく悪化させるものではない」という想定を出した。

 その後行われた質疑応答では「周辺住民は20年以上臭いや振動、騒音に耐えてきた。これ以上の負担は受け入れられない」や「民主主義の基本である公平性を無視し、山崎に迷惑施設を集中させることは許せない」と建設に反対する意見が多く上がった。また「理由を聞くと山崎以外の候補地はなく、最初から山崎という結論ありきだったのでは」と選定の過程への不信も述べられた。

 このほか、浄化センターの建設にあたり住民が要望していたスポーツ広場等の整備が実現していないことから「まずは市が約束を果たすべき」という声に対して市は「センターの上部利用などにより少しずつ進めていく」と回答。「山崎以外の場所に変更する余地はないのか」の質問に松尾市長は「私が市長である限り、山崎を候補地として進めたい」とした。

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