鎌倉を舞台とした映画『海街diary』が6月13日(土)に公開されるのを前に、江ノ電と同作品とのコラボ企画が行われている。鎌倉駅に複数のポスター、看板が掲出されているほか、大型のカッティングシートを施した特別車両が運行されるなど、盛り上げに一役買っている。同社関係者は「鎌倉の新しい魅力を知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。
同作品はマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生さんの傑作マンガを、『そして父になる』で2013年カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた是枝裕和監督が実写化したもの。
父の死をきっかけに一緒に暮らすことになった異母姉妹が、心を通わせていく姿を鎌倉の四季の移り変わりとともに描いている。
主人公の4姉妹を綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさんという人気と実力を兼ね備えた女優陣が演じることでも話題となっている。
撮影には江ノ電が全面協力。作品中で4姉妹は極楽寺に住んでいるという設定のため、車両や極楽寺駅のホームはもちろん、稲村ヶ崎海岸、極楽寺切通など沿線の風景がたびたび登場している。
江ノ電と同作品とのコラボ企画が始まったのは6月5日。1編成(2両)の車両側面に、映画のビジュアルを使用した3m×60cmの大型カッティングシートを施し、中吊りに原作漫画の名シーンを掲載したポスターを掲示した「海街号」が運行を開始した。
また鎌倉駅では、複数の大型ポスターが掲示されているほか、同駅や極楽寺駅などで、原作マンガを編集した小冊子も配布している。
江ノ電商事(株)の佐野栄一さんは「映画では鎌倉の四季の美しさを丁寧に描いているので、新しい魅力を多くの人に知ってもらい、訪れるきっかけになれば」と話している。
映画『海街diary』は6月13日、全国東宝系で公開される。
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