鎌倉版 掲載号:2015年6月19日号 エリアトップへ

神奈川県看護賞を受賞した 元橋 保美さん 常盤在住 58歳

掲載号:2015年6月19日号

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偶然で巡りあった天職

 ○…長年、看護業務に携わり、顕著な業績を上げた人を表彰する県看護賞。市内長谷にある鎌倉病院での30年以上にわたる仕事ぶりが評価され、今年度の受賞者となった。これまでにも市や県の保健福祉賞を受賞しており、「毎日コツコツと続けてきた仕事に対して、賞を頂けるなんてありがたい」とはにかみながら話す。

 ○…横須賀市出身。中学から高校は鎌倉女学院で過ごした。幼稚園教諭を目指して短大に進み、音楽学校にも通ったが「ピアノや歌が上手にならなくて」と断念。その後、料理学校に勤めていたときに指を怪我し、知人の紹介で鎌倉病院へ通院した。何回か院長と会ううちに、「良ければうちで働かないか」と誘われた。「皆良い人だったので、ここで働くのも良いかな、と思って」と、22歳で看護学校に入学し、医療の世界へ飛び込んだ。

 ○…資格を取得するまでの数年は、看護学校に通いながら同院で勤務し、現場経験を積んだ。「大変だったけれど、毎日が新鮮だった。自分がかけた一声で患者さんが笑顔になってくれたときや、退院した人が遊びに来てくれたときにはやりがいを感じましたね」と振り返る。「良い先生や気のいい同僚、アットホームな院内。たくさんの人に支えられて続けることができた看護師は、天職でした」と語り、「あの時院長が声をかけてくれなければ今の私はなかった。不思議な縁ですね」とほほえむ。

 ○…「思いやりをもった看護」をモットーに、患者だけでなく後輩を指導する際にも笑顔で語りかける。「厳しくしなきゃいけない場面もあるのにどうしても怒るのが苦手で。でも『説明が分かりやすい』と言われるとうれしいですね」と話す。鎌倉に越してきたのは10年ほど前。忙しい合間をぬって旅行やコンサートへ行くのが息抜きだ。「今年は20年以上ファンを続けてきた歌手のツアーがあるんです。だからとても楽しみで」と笑みを浮かべた。

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