「全国でも上位に食い込む力は十分にある」。顧問を務める林宏一教諭は期待の2年生をこう評価する。
4月に開催された第39回全国高等学校総合文化祭囲碁部門の県代表選考会個人戦で2位となった。
県予選決勝では、中学時代に「名人」だった実力者を相手にまさかの「時間切れ」。有利な試合展開だったが、あと一歩のところで涙をのんだ。「力が拮抗するなか、持ち時間の配分が勝敗を左右することを学んだ」と振り返る。
この結果、滋賀県で7月30日と31日に行われる全国大会の県選抜団体の主将を務めることに。「団体戦に出場するのは初めて。東京など強豪は多いが、県の代表として他校の人たちと力を合わせて上を目指していきたい」と意気込みを語る。
小学1年生から囲碁を始め、6年生の時には全国大会で優勝、プロを目指していた時期もある。現在でも週3回の部活動のほか、インターネットでの対局を欠かさない。
「相手の石を取っていくのがなにより面白い。皆があっと言うような一手を打てれば」と笑顔で話した。
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