鎌倉版 掲載号:2015年7月31日号
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7月から鎌倉税務署長に就任した 道免(どうめん)良春さん 横浜市在住 54歳

積み上げた信頼を糧に

 ○…鎌倉市、逗子市、葉山町を管轄する鎌倉税務署長に7月から就任した。この1カ月間は関係各所への挨拶回りに追われたという。「それだけ多くの方々のご協力があって税務行政ができるということ。これまで鎌倉税務署が積み上げてきた信頼を糧に、地域へ一層浸透していきたい」と意気込みを語る。

 ○…鹿児島県出身。税務署職員を志したきっかけは、高校の同級生が発した「税務大学校を受ける」という一言だった。「試験の結果、友人は不合格で自分は合格。人生どうなるか分からないですね」と穏やかに話す。船橋にある税務大学校では寮生活を送り、濃密な1年間を過ごした。入学して間もない頃のルームメイトとの会話が印象に残っているという。「彼は北海道で私は九州。自分の『標準語』がまったく通じてなかったときは大笑いしました」と目を細める。寝食を共にした同期とは、卒業してからも支え合う仲間として付き合いが続いている。

 ○…これまで神奈川や東京など首都圏を中心に業務に携わってきた。東京国税局にいたときには管轄する84カ所の税務署をすべて視察する機会があり、「現場の声の重要性を感じた」と得たものは大きかったようだ。鎌倉への赴任は今回が初めて。ただ、藤沢税務署時代に鎌倉エリアを担当、納税への高い意識が印象に残っているという。現在、鎌倉税務署と管内の関係団体が連携しながら小中学生を対象とした「出前授業」などの租税教育を積極的に実施している。「こうした取り組みは県内でも例がないほど先進的。少しでもこの流れを広げることができれば」と前を見つめる。

 ○…家族は妻と4人の息子。うち2人はすでに独立している。日々の息抜きはジョギングなど、家の中にいるより外に出たほうがリフレッシュできるという。「せっかくなので、自然豊かな古都・鎌倉の魅力も満喫していきたいですね」と笑顔で語った。

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