「雅楽への誘い」と題したイベントが9月5日、鎌倉芸術館で開催された。
これは同館で27日(日)、宮内庁式部職楽部のメンバーを主体とする「東京楽所」による初めての公演が予定されているのに合わせて開催されたもの。
当日は音楽プロデューサーの野原耕二さんが講演。シルクロードを経て、世界中から伝わった音楽が日本の「雅楽」として確立されていく歴史的経緯や、具体的な楽器の種類、天文学や方位、季節などと関連しながら、雅楽の世界観を貫く「管絃音義」についても解説した。
また27日に演奏される演目にも触れ「舞楽の『万歳楽』は4人の舞い手のシンクロした動きに注目を」など、見どころをレクチャーした。野原さんは「雅楽は1千年以上も残り続けてきた貴重な文化。知識を得て理解が深まればさらに面白くなる」と呼びかけた。
市内から参加した女性は「日本古来の文化に興味があり参加した。公演の前に話を聞くことができて良かった」と話した。
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