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鎌倉版 公開:2015年10月9日 エリアトップへ

第1回鎌倉音のカーニバルの実行委員長を務める 牧野 晃一さん 大町在住 72歳

公開:2015年10月9日

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ジャズとともに生きていく

 ○…鎌倉宮の薪能特設ステージで10月11日(日)と12日(月・祝)の2日間にわたって開催される「第1回鎌倉音のカーニバル」。その実行委員長を務める。一昨年開催された前身のイベント「鎌じゃず」では、薪火が囲む幻想的な雰囲気のなか1千人を超える観客が演奏に耳を傾けた。「鎌倉ならではの特別なステージ。多くの人に楽しんでもらえれば」と意気込みを語る。

 ○…雪ノ下出身で生粋の鎌倉人。小学3年生の頃に初めてギターに触れてから、音楽の魅力にのめり込んだ。高校時代から仲間とバンドを組み、いつしかアドリブを使って自分の心を表現するジャズに傾倒していった。「あの頃はいわゆる文化人たちがたくさんいて、みんな音楽好きだった。ろくに娯楽もない時代だからパーティーがあるとよく呼ばれましたよ」と振り返る。その後、横浜や都内へと活動の範囲を広げた。

 ○…25歳の時、一念発起し家業だった布団製造工場跡地にレストラン「キビヤ」をオープン。以降約30年間にわたって店を構え、1999年にはキビヤから移行する形で、念願のジャズクラブ「ダフネ」を小町に開業した。新進気鋭の若手から、山下洋輔らジャズ界の重鎮まで、様々なアーティストが出演。地元はもちろん「湘南でジャズといえばダフネ」と遠方から通う常連客も多い。今回のイベントは企画段階で、知人ら数十人がボランティアを買って出た。「本当にありがたいこと。音楽は人と人を繋げる最高のツールですね」とその魅力を語る。

 ○…息子の竜太郎さんはジャズヴォーカリストとして活躍中で、ダフネのステージはもちろん、今回のイベントにも登場する。現在は妻との2人暮らしだが、2人の娘と5人の孫が近くに住んでいることもあり、「日中はいつも賑やかですよ」と嬉しそうに笑う。生まれ育った地で家族や仲間と生きる日々。そのかたわらには、これからもジャズが流れ続ける。

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