署長を務めるのは今回が初めて。「自然豊かで歴史があり、多くの観光客が訪れる」と鎌倉の印象を語る。
清川村出身の58歳。「社会の役に立つ仕事がしたい」と警察官を志した。これまで主に、県警本部生活安全課などで勤務。ストーカーやDVなどがまだ社会的に認知されていない時期から、捜査や被害者のサポートに携わってきた。また、日航機墜落事故や水難事故など、数多くの現場へ駆けつけている。
いつもの生活が突然脅かされたり、事故に巻き込まれる姿を間近で見てきたからこそ、警察官としての使命感は強い。「なによりも大切な平穏な暮らしを守れるよう、ここ鎌倉でも全力を尽くしたい」と意気込みを語る。
大の「バスケットボール好き」。中学時代からはじめ36歳までプレーを続けた。自宅のある海老名で子どもたちの指導に携わり、2011年にはチームを県大会優勝に導いた経験もある。「指導するときは押し付けるのではなく、子どもたちの気持ちを汲み取るよう意識している。相手の気持ちに寄り添うことが求められる警察官にも通じますね」と話す。
現在は海老名に家族を残し、「単身赴任中」だ。「時間ができたら鎌倉のチームにも顔を出してみたい」と笑顔で話した。
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