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身近な「土地の専門家」として 次世代への希望を胸に
土地家屋調査士とは、土地の境界(筆界)を特定できる唯一の職業で、土地や建物の測量に加え法律上の登記手続きも行う国家資格。神奈川県土地家屋調査士会湘南第一支部の支部長を務める石垣博氏は「正直知名度は低めですが、実は身近な存在です」と話す。特に土地の境界の特定には隣接地の所有者の立ち合いが必要となるため、「『お互いさま』の面もあるので、ご自身のためにもぜひご協力を」と呼びかける。
また同会は次世代の若者へのPRや育成を特に重視。石垣氏は3年前から、高校生を対象に同資格の登竜門となる「測量士補」の受験指導を行っている。これまで13人を合格へと導き、「自分自身も力をもらいながら、一緒に挑戦しています」と嬉しそうに語った。
神奈川県土地家屋調査士会
【電話】045・312・1177
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