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歯科 「噛む力維持」で認知症予防 自分に合った入れ歯選びが大切
ホームセンターコーナン鎌倉大船店近くにあるバラのマークが目印の「わたなべ歯科医院」。歯と記憶力の関係について、渡邉達也院長に話を聞いた。
「噛む力は記憶力に影響しています。その根拠となる研究結果も出ています」と渡邉院長。食事を楽しむために不可欠な健康な歯。この歯と記憶力の相関関係について、ノルウェーとスウェーデンの大学の研究で発表されている。研究対象となった55歳から88歳の273人の歯の数は平均22本で、全ての歯が揃っている人より10本少なく、喪失歯の70%は臼歯(奥歯)だった。この対象者らに記憶力のテストを行ったところ、天然の歯の本数が多いほど、記憶能力が高い傾向が認められたという。
この結果を踏まえ、渡邉院長は「歯で噛む刺激によって脳に信号が送られているので、この力が弱くなることが記憶力の低下につながるのでしょう」と語る。年を重ねると自身の「天然の歯」を維持することが難しくなる場合が多く、中には奥歯などを抜けたまま放置してしまう人もいる。渡邉院長は「目立たない奥歯だからと何も対策をしないでいると、しっかりと噛めなくなってきます。記憶力の低下から認知症への進行を防ぐためにも、入れ歯で喪失歯を補うことが大切です」と呼びかけている。
また、入れ歯にも多様な種類があり、従来のプラスチック床のほか、厚みが薄く仕上がる金属床や口をあけたときに入れ歯だと分かりにくくする仕様も。「自分に合った入れ歯と出会うために、専門医へ相談することをお勧めします」と渡邉院長。この機会に歯について見直してみては。
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