今年の春は段葛の開通や、桜の女王の来鎌などイベントが目白押し。「かまくら桜の会」の協力を得て、「鎌倉の桜」にまつわる話を紹介します。
太田南畝著『一話一言』によると、桜もちは1683年、京菓子司・桔梗屋の河内大掾が菓子目録に載せたのが始まり。江戸にも店を構えた桔梗屋だったが、当時は蒸菓子であって今のものとは別物だったらしい。
現在は小麦粉などを焼いた生地の関東風「長命寺餅」と、もち米を使った関西風「道明寺餅」が主流だが、鎌倉には「ひとひら桜餅」という変わり種も。
市内の和菓子店では4月上旬まで販売しているところが多いので、散策のついでに、味覚でも桜を楽しんでみては。
かまくら桜の会 高柳英麿
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |