アパート・マンション等の建設、運営を手がける大東建託(株)鎌倉支店(渋谷登美雄支店長)はこのほど、市図書館に絵本43冊を寄贈した。
これは同支店が鎌倉市、横浜市栄区、戸塚区を営業エリアとしていることから、地域貢献の一環として実施したもの。先月23日にも横浜市栄図書館に絵本を贈っているが、こうした取り組みは全国に200以上ある同社支店のなかでも初めてという。
3月10日には中央図書館で贈呈式が行われ、関係者が出席した。今回同社が寄贈したのは、いずれも貸出件数の多い人気作ばかり。図書館側のリクエストをもとに決定したという。同館の菊池隆館長は「人気の絵本は傷みが早いので、市財政が厳しいなか、こうした支援は本当にありがたい。市内5図書館では、貸出以外にもお子さんを対象とした読み聞かせなどを行っているので、幼い頃から本に親しむきっかけづくりに活かしたい」と感謝した。
贈呈式後は同館1階で、寄贈された絵本を使用した「おはなし会」が開催され、親子連れら約20人が参加。子どもたちは職員が読み上げる物語に耳を傾けていた。
同支店建築営業課の日比剛人課長は「これからの社会を担うお子さんたちのために少しでも役立ててもらえたらうれしい」と話した。
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