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鎌倉版 公開:2016年3月18日 エリアトップへ

「カーニバルの賑わい復活を」 300人の仮装パレード実施

文化

公開:2016年3月18日

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大森実行委員長(左)(株)豊島屋の久保田社長、発表されたロゴマーク
大森実行委員長(左)(株)豊島屋の久保田社長、発表されたロゴマーク

 かつて鎌倉文士たちが中心となって行った「鎌倉カーニバル」をモデルに、「歴史と文化」をテーマにした仮装パレードが、市中心部で行われる。企画したのは市内の観光・商業関係者ら。同時期に行われる他のイベントとも連動し、かつての賑わい復活を目指す。

 第1回鎌倉市民カーニバルは5月22日(日)、開催される。今回は「鎌倉の歴史と文化」をテーマに300人の仮装パレードを実施。鎌倉駅西口を午前10時30分に出発し、御成商店街、下馬交差点、若宮大路を経て正午頃までかけて由比ヶ浜海岸へと練り歩く。

「一体感再現したい」

 今回、イベントのモデルとなったのが、かつて鎌倉文士が中心となって1934年から62年にかけて開催されていた「鎌倉カーニバル」だ。

 大がかりな山車や企画に人々は熱狂し、規模は年々拡大。9日間にわたって開催されていた年はパレードが東京でも行われ、「日本の夏の風物詩」と呼ばれるほどだった。48年の新聞は1日だけで20万人の人出があったと伝えている。

 実行委員会のメンバーはいずれも市内の観光・商業の関係者らで当時を知る人も多い。大森道明委員長は「市内外から人が集まった当時の盛り上がりはケタ違い。あの賑わいをもう一度呼び戻したい」と意気込みを語る。

 そこで実行委員会は、「大船まつり」が開催される5月15日(日)から由比ヶ浜海岸で開催される「鎌倉ビーチフェスタ」が最終日を迎える22日(日)までの8日間を市全体で盛り上げる「鎌倉市民まつりウィーク」と設定。その最終日を飾るイベントとして、「カーニバル」を開催する。

 大森委員長は「ゴールの由比ヶ浜海岸で『ビーチフェスタ』、海浜公園では『鎌人いちば』が開催されている。多くの市民を巻き込むことができれば」と話す。

参加者募集

 同委員会は現在、カーニバルの参加者を募集している。事前申込制で定員300人。参加料金は1人1千円(子どもも同料金)。

 詳細は【URL】http://kamakura-carnival.com/へ。

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