身近なパン屋さんから地元を楽しんで欲しい――。鎌倉市内のパン専門店を紹介した『かまくらパン』がこのほど、市内由比ガ浜の出版社「港の人」から発売された。80ページ、税別1200円。
同書籍を編集したのは、同社の井上有紀さん。井上さんは一昨年、稲村ガ崎に移り住んでから、近所のパン屋に通うのが楽しみになっていったという。「社内で地元を紹介できる一冊を作ろう、と話があがったときに、すぐにパン屋さんが浮かんできました」と井上さんは話す。
同書では、地域密着で営業している市内のパン店22軒に焦点をあてた。写真を交えながらそれぞれの店のストーリーを掲載。各所にパンにまつわる詩が散りばめられているほか、沼田元氣さんや澁澤龍子さんといった鎌倉在住の著名人によるコラムも。
井上さんは「生活に近くて親しみやすいのがパン屋さんの良いところ。この本を手に鎌倉を再発見してみてください」と話している。
同書籍は市内の書店などで販売中。問合せは【電話】0467・60・1374港の人へ。
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