江戸中期に考案され、当時大流行した遊戯「投扇興」の体験会が4月6日、へーベルスクエア鎌倉(小町2の15の11)で開催された。
これは2人が向かい合い、開いた扇子を中央の的めがけ交互に投げて行われるもの。扇と的が落ちた形を『源氏物語』や『百人一首』になぞらえて採点が行われるのが特徴だ。
主催するのは小町在住で、都御流家元の小林洋子さん。幼少期に「家族に少し教えてもらった程度」だったが、大人になって再び投扇興に出会い、のめり込んだという。「練習の成果だけでなく、その時の心の状態や運にも左右されるところが面白い」とその魅力を語る。
この日、友人2人と参加した富田洋子さん(植木在住)は「童心に帰った気分。昔の人が熱中していた理由がわかりました」と感想を話した。
小林さんは「祖父母を含めた3世代でも楽しめるので、ぜひ一度体験を」と話している。
体験会は毎月第1、3水曜日に開催中。参加申し込みや問い合わせは事務局【携帯電話】080・6004・8012大崎さんへ。
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