清泉女学院中学高等学校に7月11日、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が来校した。これは高校2年生の倫理の授業の一環として行われたもの。関東近郊の学校にペッパーの貸し出しを行っているシーズプロデュース(株)の柳生成彦さんは「授業で取り上げられるのは、同校が初めて」と話している。
今回の授業のテーマは「ロボットとの共生は可能か」。小野浩司教諭が感情を認識できる人工知能を搭載したペッパーに、会話のデモンストレーションやダンスをさせると、生徒からは驚きの声や歓声があがった。その後、小野教諭は囲碁や文学を例に、人工知能が人間を超える可能性について示しながら「今後、自動運転時の事故など、生死に関わる判断を人工知能に委ねることになる。その際に適切な判断を人工知能に課すのが倫理の役割なのでは」と授業をまとめた。
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