鎌倉市出身、在住のバイオリニスト小林美樹さん(26)が、9月4日(日)に鎌倉芸術館で開催される「かまくらプレミアム・オーケストラ・シリーズ」に出演し、NHK交響楽団と初の共演を果たす。
小林さんは8月23日、鎌倉市役所で記者会見を開き、意気込みを語った。
2歳から七里ガ浜に住む小林さん。2011年にポーランドで開かれた「ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール」で2位になるなどして注目を集め、現在は国内外のオーケストラと共演を重ねる。
また13年以降は、鎌倉芸術館専属の室内楽団「鎌倉芸術館ゾリステン」に所属し、フレッシュな演奏を披露している。
そんな小林さんにとって、日本最高のオーケストラとも称される「N響」との共演は「小さい頃からの夢」。それだけにオファーを受けた時は「『やったー』と声を上げて喜んでしまいました」と笑顔を見せる。
持ち前の技巧に加え「最近より自然体で弾けるようになってきました」と、その演奏に深みを加えている小林さん。今回の公演では、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲に挑む。クラシック界随一の人気曲だけにプレッシャーも大きいようだが「お客さんと一緒に集中力を高めながら、楽しんで弾けたら。地元鎌倉の皆さんの前で最高の演奏を」と意気込んでいる。
小林さんが出演する「NHK交響楽団 秋の名曲コンサート」は午後4時開演。詳細は同館【フリーダイヤル】0120・1192・40へ。
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