大規模地震の発生を想定した鎌倉市総合防災訓練が8月24日、山崎浄化センターで開催された。
これは9月1日の「防災の日」を中心に、毎年行われているもの。市関係者のほか自衛隊や警察署、ライフライン事業者、自主防災組織などが参加した。
当日は、相模トラフを震源とするマグニチュード7・9の大規模地震が発生し市内でも震度6強を観測、家屋の倒壊や多数の死傷者が発生している、との想定で訓練がスタートした。
まず地震発生の知らせを受けて、参加者らが安全確保行動をとった後、自衛隊やバイクボランティア、アマチュア無線愛好家らによる被害情報の収集、湘南獣医師会によるペットを連れた避難、自主防災組織による土のうの製作、水道、ガス、電気などの応急復旧、市消防署員や自衛隊による倒壊した建物からの救助といった訓練が実施された。
松尾崇市長は「最大の対策は、日ごろから地域で顔の見える関係を作っておくこと。皆さんとともに災害に強いまちづくりを進めたい」と話していた。
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