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学習・就労支援NPO 大船に新たな支援拠点 ネット上で募金も開始

教育

掲載号:2016年10月14日号

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オープンしたスペースぷらっとの内観
オープンしたスペースぷらっとの内観

 子どもの学習や若者の就労を支援する(一社)インクルージョンネットかながわ(鈴木晶子代表理事)がこのほど、大船に新たな支援拠点を開設した。これまでは事務所の一角で学習支援などを行ってきたが、専用の場所を設けて体制の充実を図る。また、インターネット上で継続的な募金活動を始めたほか、子どもたちのおやつとなる食料の寄付も募っている。

 一般社団法人インクルージョンネットかながわは2011年設立。県内のNPOなどが連携し貧困や心の病、家族の問題といった理由で生活が困難な状況にある人たちから相談を受け付け、家探しから弁護士の紹介など幅広い対応と継続的な支援を行っている。

 設立当初は横浜を拠点にしていたが15年4月、大船に移転し同11月から事務所の一角で困窮家庭の子どもに対し月2回の学習支援や「地域の人と囲む食事会」、生活上の相談に対する専門家や公的サービスの紹介といった活動を行っている。 現在は大船エリアを中心に小中学生約10人が定期的に訪れているという。同法人のスタッフのほか、学生や地域のボランティアが活動を支える。

事務所手狭に

 ただ利用者が増えるにつれ事務所の一角だけではスペースが手狭になってきたため、関係者は夏ごろから物件探しに奔走。先月ようやく物件を見つけ10月11日、大船Rビル(小袋谷1の9の3)の4階に「子ども若者支援拠点 スペースぷらっと大船」を開設した。

 また市から受託する生活困窮者自立支援制度による週2回の学習支援も開始しており、事務所とは別に子どもや地域の人々が集まれる専用の拠点として運用が始まっている。

 鈴木代表理事は「子どもの貧困はお金の問題だけでなく学習や体験、人とのつながりなど不利な状況が積み重なって将来に大きな制約となる。学校や家庭だけでなく、地域の子どもたちが文字通り『ぷらっと』来てもらえるような居心地の良い場所を作りたい」と意気込んでいる。

寄付呼び掛け

 「スペースぷらっと大船」の利用料は食事も含めて基本的に無料。そのため課題となるのが家賃や水道光熱費、ボランティアの交通費といった維持経費だ。

 その解決策として新事業やイベントの立ち上げなどに利用されることが多いクラウドファンディングによる募金の呼びかけを始めた。同団体では社会的事業の支援に特化し毎月継続的に寄付を募ることができる「Good Morning」というサイト(https://camp-fire.jp/projects/view/12053)を利用し、月500円から寄付を募る。これはインターネット上に設置された募金箱のような仕組みで、日ごろの活動の様子をページで随時確認できる。

 また勉強の合間に子どもたちのおやつとなる食料品の寄付も受け付けている。鈴木さんは「うちの家・会社から提供できるものがあるという方がいればぜひご連絡をいただければ」と呼びかけている。

 問い合わせは同団体【電話】0467・47・9291、または【メール】info@inclusion-net.jpへ。

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