長谷寺内の「観音ミュージアム」では現在、開館1周年記念展「長谷寺縁起の世界」が開催されている。会期は12月18日(日)まで。11月9日(水)は展示替え、設備点検のため休館。
同館は「長谷観音」や「観音信仰」について知ってもらおうと、昨年オープンした。今回は、長谷観音信仰の根本と位置付けられる「大和長谷寺」(奈良県)の開創伝承をまとめた「長谷寺縁起文」(市指定文化財)「長谷寺縁起絵巻」(県指定文化財)など、江戸時代に復興事業の一環として同寺に寄進された貴重な資料を公開。また「縁起絵巻」は巻き替えにより25場面を展示するほか、複製品を使用しながら絵巻の見かたを体験できるコーナーなども設けられている。
関係者は「大和長谷寺と鎌倉長谷寺の本尊である十一面観音像の成立や両長谷寺の建立に関する資料を通じて、長谷観音についてより理解を深めてもらえれば」と話している。
入館料は大人(中学生以上)300円、小学生150円、幼児無料(別途長谷寺拝観料が必要)。
詳細は同館【電話】0467・22・6100へ。
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