鎌倉市を含めた三浦半島の魅力を食で内外にPRするオリジナルメニュー「LAUMI(ラウミ)」がこのほど完成した。県の推進する「三浦半島魅力最大化プロジェクト」の一環で、人気シェフの川越達也さんが3品を考案。鎌倉近海でも取れる海藻「アカモク」など地場食材をふんだんに盛り込んだ。今後は希望があった飲食店にレシピを提供し、エリア全体の集客増に繋げたい考え。
10月31日、逗子市で行われた「三浦半島サミット」で初披露された。同サミットでは横須賀・鎌倉・逗子・三浦・葉山の4市1町が連携して地域振興や行政課題に取り組もうと、各首長らが定期的に会合を開いており、今回で7回目。
川越さんは「美味しい食材をPRする大役を任せてもらい嬉しい。自分なりに三浦半島の景色や情景を料理で伝えたいと考えた」と挨拶し、「カワハギのフリット(揚げ物)」「タコとアカモク、シラスを使ったパスタ」「金目鯛とサザエ、アカモクのソテー」の3品を披露。いずれも近海で水揚げされた魚介類や半島内で収穫された新鮮な野菜が使われているのが特徴だ。
パスタを試食した松尾崇市長は「素材の味が生きていて大変おいしかった」と話し、川越さんは「地元の方には新たな食べ方の発見を、県外の方には三浦半島を訪れるきっかけにしてもらえたら」と話した。
三崎でPRイベント
11月13日(日)には三崎フィッシャリーナ・ウォーフ「うらり」(三浦市三崎5の3の1)でPRイベント「三浦半島まるごと食堂」が開催される。午前10時から午後4時まで。今回発表された前菜とパスタが抽選で試食できるほか、川越さんによるトークショーもある。問い合わせは【電話】046・823・0269県横須賀三浦地域県政総合センターへ。
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