創立から53年を迎えた鎌倉大船ロータリークラブ。知的障害を持つ人の授産施設への支援を30年以上続けたほか、地元中学校での薬物乱用防止事業、献血支援、谷戸池の水質浄化などを通じた環境啓発活動、国際ロータリープログラムとして青少年を対象としたインターアクトクラブの設立支援など様々な社会貢献を行ってきた。
ユニークな活動では、1970年に「姉妹クラブ」となったバンコク南ロータリークラブと連携した国際奉仕が挙げられる。当時、同国東北部では麻薬の原料となるケシの栽培が続けられ、社会問題となっていた。そこで同クラブではケシに代わって栽培できる菊の苗を贈呈した。
こうした功績が認められ、同国東北部シリサケットに「鎌倉大船湖」と名付けられた池が完成したほか、83年には会員がプミポン国王(当時)に謁見を果たした。姉妹クラブとの交流は、ここ10年途絶えていたものの、今年は新たな事業も模索しているという。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|