市内城廻の清泉女学院中学高等学校で1月28日、高校生を対象とした「第1回AI倫理会議」が開かれた。
同校では人工知能(AI)を題材に倫理の授業を行っており、昨年は人型ロボット「ペッパー」を招いて人間とAIの共存について考える課題を実施した。今回の会議は同校の小野浩司教諭が発案。当日は同校のほかカリタス女子、横浜雙葉などの生徒約40人が参加し、「AIと倫理」をテーマに高校生同士の話し合いが行われた。
株式会社東芝インダストリアルICTソリューション社の波多野健さんによるAIの自主学習機能に関する講演の後、5グループに分かれてディスカッションへ。「AIは命と呼べるのか」「感情を持たせるべきか」などの議題には「性格を認めたら命が生まれる」「感情を学ばせると人間の予測を超える行動をしそう」などの意見が出された。
2年生の生徒は「AIについてここまで真剣に考えたことはなかった。良い機会だった」と感想を話した。
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