松尾崇市長は4月21日、記者会見を行い、いったんは中止が発表された鎌倉花火大会を、当初の予定通り7月19日に実施すると発表した。
市が主催、松尾市長のほか(株)豊島屋社長の久保田陽彦さん、(株)カヤック代表取締役の柳澤大輔さんらが発起人となって、市民有志による実行委員会を結成する。
大会の規模は「従来通り」を目指し、予算を約4千万円とする。そのうち1千万円をクラウドファンディングサイト「iikuni」(【URL】http://iikuni-kamakura.jp/pj/IknV7951569)を通じて募り、残りは企業等からの協賛でまかなうという。
許認可や花火業者への発注といった事務手続きは、市職員が行う。松尾市長は「花火大会の中止が決まって以降、多くの市民から開催してほしいという声をもらい、自分としてもなんとか実施したいと検討してきた」と経緯を説明した。
今年で69回目を迎える鎌倉花火大会は、市の今年度予算から市観光協会への補助金が削除されたことを受けて、実行委員会から同協会が退会。「協賛金集めや準備が間に合わない」として、中止が決まっていた。
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